この記事では、退職代行を利用した時の「利用の流れ」を解説していきます。
退職代行は、基本的に一貫してネット、あるいは電話でのコンタクトでの利用になります。
最近では、店頭対面式やオンライン対面式でコンタクトをとり利用できるという業者も出てきており、今後、どのような形で退職代行のサービスが提供されていくかは未知数ですが、基本は「ネットが中心」になると思います。
その大きな理由としては、退職代行というサービスが「全国対応」のものが多いからというのがあります。
ですが、利用する形態がどういったものでも、全体の利用の流れというのは大きく変わらないでしょう。
ですので、ここでは、その全体の流れを解説していきますので、しっかりと基礎知識として確認していただければと思います。
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無料相談
退職代行を利用して会社を辞めたいと考えた場合、まずは、どの退職代行を利用するかを選択。
そして、選んだ退職代行サービスに連絡し無料相談をしましょう。
無料相談は、退職代行との最初の接点となる重要なステップですので、何を相談するかを事前にしっかりと準備することが重要です。
無料相談の方法
無料相談にもいくつかの種類があります。
- LINE
- メール
- 電話
主にこの3つが無料相談の方法の種類になります。
多くの退職代行が24時間365日体制で待機していますが、実際のレスポンスタイムは業者によって異なるため、100%即時の返信は期待しない方が良いかもしれません。
また、最近では、無料相談を対面で行い、目の前で退職代行を実行する、「店舗型の退職代行」のサービスを提供する業者もあります。
対面といっても、「実際に店舗を訪れての対面」と「オンラインでの対面」の2種類があり、どうするかを決めるために、やはり最初はLINE等での相談からスタートすることになるようです。
無料相談の重要性
無料相談は、申し込み前の交渉の土台となるため、とても重要です。
万が一、無料相談のない退職代行があった場合は避けるべきです。
そして、無料相談をする前には、以下のような項目を事前に準備しておくと良いでしょう。
- 退職したい理由
- 職場の人間関係
- 希望する退職日
- 同様の状況での退職代行利用経験とトラブルの有無
- 有給や退職金の状況
これらを準備して無料相談に臨むとスムーズに実施へと準備が進むことになると思います。
選択時の確認事項と注意点
無料相談の際にはしっかりと確認したい項目があります。
最低でも以下の項目は無料相談時に確認しましょう。
- 提供される退職代行の範囲
- 追加料金の有無
- 追加料金の有無
- 退職後の支援の有無
また、注意点もいくつかあります。
- 「今すぐ退職したい」と急ぐと、退職代行が代理交渉をしない、または交渉能力がない場合にトラブルになる可能性がありますので、じっくりしっかりと確認をしながら進めましょう。
- 信頼できる退職代行であれば、無料相談の際にしっかりとヒアリングし、詳細な説明をしてくれます。しっかりと相談に乗ってくれているかいい加減かをチェックしながら進めましょう。
- スムーズに進めるためには、自分の要望を業者に明確に伝えることが不可欠です。事前準備をして漏れのないように心がけましょう。
これら確認事項と注意点は無料相談時には不可欠です。
しっかりとチェックしましょう。
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申し込みから打ち合わせ
無料相談で、不安や疑問が払拭されたら、次は正式な申し込みへと移っていきます。
基本的に、無料相談と同様に申し込みから打ち合わせまでのプロセスは、LINE、メール、電話を通じて行われます。
準備が求められる主な情報はいろいろとあります。
無料相談の時と重複する内容も出てくるかとは思いますが、担当者との打ち合わせはしっかりと行いましょう。
基本的に以下の情報が必要になってきます。
- 利用者情報
- 勤務先情報
- サービス内容に関する要望情報
以上の項目です。
詳しくチェックし行きましょう。
必要となる利用者情報
必要となってくる利用者情報は以下の通りです。
- 氏名
- 生年月日
- 現在の住所
- 連絡先
- 退職の理由
退職理由については、会社にネガティブな印象を与える可能性がある場合は、「新しい挑戦をしたい」などのあいまいな表現で伝えることが適切です。
一方で、パワハラやセクハラ、モラハラなどの職場改善が求められる場合は、そのまま事情を伝えることも重要です。
ただ、こういった問題に関して対応ができない業者もありますので気をつけましょう。
必要となる勤務先情報
必要となってくる勤務先上は以下の通りです。
- 会社名
- 勤務先の住所・電話番号(本社と勤務先両方)
- 所属部署名
- 雇用形態、勤続年数、契約期間
サービス内容に関する要望情報
サービス内容に関する要望情報は以下の通りです。
- 希望退職時期
- 退職代行による企業への連絡日時
- 有給休暇の消化
- 退職金や残業代の請求
- 必要書類の送付
- 家族や実家への連絡拒否の希望
有給休暇の消化や退職金や残業代の請求などの交渉は、退職代行によっては不可の場合もあるので注意が必要です。
打ち合わせの際には、担当者に不安や疑問を相談し、アドバイスを受けることができます。
打ち合わせが完了すると、今後の進め方や入金方法の詳細な説明が行われますので、担当者の指示に従って、スムーズに退職のプロセスを進めていくようにしましょう。
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料金の支払い
さて、ここまで来たら、いよいよ料金の支払いです。
退職代行には、さまざまな支払い方法が準備されています。
最も一般的な支払い方法として銀行振込やクレジットカードの利用があります。それに加え、退職代行によっては様々な支払いオプションが提供されています。
それぞれチェックしていきましょう。
一般的な支払いオプション
最も一般的な支払方法のオプションです。
- 銀行振込
最もスタンダードな決済方法の一つ - クレジットカード
複数のカードブランドが使えることが多い
利用者のニーズに応じて増加している支払いオプション
最近では、利用者のニーズに応じて様々な支払オプションが増加しています。
- コンビニ決済
近くのコンビニで手軽に支払い可能 - 電子マネー
PayPay、LINE Pay、楽天Payなどの利用が可能 - キャリア決済
携帯電話料金と一緒に支払う方法 - Paidy後払い
商品・サービスの提供後に料金を支払うシステム - 完全後払い
退職が成功してから支払うシステム - 分割払い
費用を分割しての支払いも可能
これらの支払い方法には、申し込み時に選択、後から変更ができない場合もありますので、無料相談の際や申し込み時に支払い方法の詳細を確認しておきましょう。
そして、事前に各支払い方法の特徴を理解して最適な方法を選択することが重要です。
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会社への連絡
申し込み、支払いが完了(後払いなど別として)したら、いよいよ会社への連絡をしてもらい代行サービスのスタートです。
事前に打ち合わせた内容をもとに退職代行の担当者から会社へ連絡が入り、退職の申し入れや、必要に応じて交渉が行われます。
では、退職の申し入れ、その後の注意点などを含めて解説していきましょう。
退職の申し入れ
退職代行の担当者が、事前に打ち合わせた内容に基づき、直接会社に連絡を入れます。
連絡手段は、電話、メール、書面の郵送などが一般的ですが、メール、書面の郵送でのコンタクトだとタイムラグが生じてきますので、電話での連絡が基本的な手段となります。
そして、退職の申し入れや、必要に応じて退職に関する交渉が行われます。
交渉とはいっても、有給消化や未払い金の請求等の交渉はできない退職代行もありますので、まずは、ベーシックな「退職の申し入れ」を行うことが基本です。
退職申し入れ後の注意点
会社とのやりとりは基本的に退職代行が行いますので直接のやりとりは全面的に任せて問題ありません。
ですが、注意しなければならない点があります。
それは、会社によっては、手続き代行後、以下のようなケースがあるからです。
- 職場から直接退職者に連絡が来る
- 上司や同僚が退職者宅を訪れる
- 退職者の実家や家族と連絡を取る
これらは、代行実施の時に控えてもらいたい旨を会社に伝えてもらうことはできます。
ですが、強制力がないため会社によっては、上記の行動に出ることもあることを理解しておかなければなりません。
注意点への対策
上記のような行動に対する対策を考えなければなりません。
それについて触れておきます。
結論から言うと、「委任状を作成しておく」ということです。
委任状というのは、「自分が退職の意思があり確かに退職代行を依頼している」という事実を証明するものを指します。
というのも、なぜ会社が連絡を取ってくるかという理由を考えた場合、以下のことが考えられるからです。
- 退職代行サービスから連絡があった退職の申し出が本人の意思に基づくものかを確認するため
- 退職手続きについて本人に確認する必要があるため
- 業務の引継ぎについて本人と直接調整する必要があるため
以上のようなことが挙げられます。
これに対して、一つ目のことが最も重要で、これを確認するために連絡してくることが多いようです。
そのために上記のような委任状を作成しておくと、それが本人の意思であることを証明できるため連絡を回避する手助けになるわけです。
委任状の作成は代行業者から打ち合わせ時に求められるケースがほとんどです。ですが、打ち合わせの際、委任状の作成を求められなかった場合は、自ら申し出ると良いでしょう。
それ以外の退職手続きについては、代行業者に任せてしまっても大丈夫です。
業務の引継ぎ等も任せてしまって大丈夫ですが、事前に引き継ぎ書等を作成して会社に残しておくのも方法の一つです。
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実施完了報告からその後の手続き
退職代行を利用して退職の承認が得られた後は、退職代行担当者が実施完了報告があります。
それとともに今後の手続きについての連絡があります。
では、どのようなステップで手続きが行われるか解説しましょう。
退職承認の確認
まずは、退職の承認が会社から得られたことを退職代行を通じて連絡がきます。
ですが、承認を得られていても、稀に会社から本人に直接連絡がある場合もあるので、一応承知しておいてもらった方が良いでしょう。
このあとは、事務的な手続きをしなければいけません。
これは代行サービスの担当者の指示に従いましょう。
退職届の送付指導
まず行わなければいけないのが、退職代行から指定された書式で退職届を作成し、会社に提出することです。
これは、代行担当者から指示があります。
退職届は自分の書式で処理しても問題ないですが、会社によっては、指定書式の退職届の提出を求められることがあります。その場合は、指定の書式で処理するようにしましょう。
注意すべき点は、指定の書式を使用しないことで退職書類の発行が遅れてしまう恐れがあります。
退職代行がしっかりと指導してくれると思うので、それに従えば問題ありません。
会社貸与物の処理
次に、退職に伴う貸与物の返却方法について、退職代行から案内があります。
会社からの貸与物はしっかりと返却する必要があります。もし、返却を怠るとのちのちトラブルに発展することもあります。
ですので、返却物をしっかり確認し、普通郵便などは避け受取確認のできる発送方法で返却するようにしましょう。
この点も代行担当者からしっかりと指導があります。
退職書類の送付
退職代行から退職に必要な書類の送付方法についての指示が会社にされます。
退職書類とは、以下のようなものです。
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 源泉徴収票
- 健康保険資格喪失証明書
これらがないと、次へのステップへ進むのに支障をきたすものもあります。
代行担当者から会社の方へは書類発行を求めますが、例えば、会社指定の退職届を提出していないために発行してくれないというトラブルも発生する場合がありますので、担当者の指示に従うようにしましょう。
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アフターフォロー
退職手続きを終えた後は、休養をとったり、新たなキャリアへのステップに進んだりと様々でしょう。
退職代行は、ただ会社を辞める手伝いをするだけでなく、退職後のフォローも提供しているケースがあります。
そんな退職代行で受けられるアフターフォローについて解説しておきましょう。
転職支援
最近では、退職手続き終了後の転職支援のサービスを提供してくれるところが増えています。
具体的には、以下のような内容のサービスです。
- 求人情報の提供
- 履歴書・職務経歴書の作成支援
- 面接対策のアドバイス
- 転職先の紹介
こういった転職支援を求めるかは退職者の自由ではありますが、とても助かるオプションサービスなので、退職代行選択時の項目に入れておいても良いかもしれません。
失業給付金申請支援
会社を退職すると、「失業給付金」を受けることができます。
ですが、これには当然手続きが必要になってくるのですが、これについてのフォローをしてくれる代行サービスもあります。
具体的には、以下のようなものです。
- 失業保険の給付金申請手続きの代行
- 申請に必要な書類の準備
- 申請時の注意点のアドバイス
こういった手続きまで代行してくれるのも助かりますね。
無料カウンセリング
退職手続きが完了すると、無料相談も通常であれば終了します。
ですが、中には、無料相談を継続して受けられたり、様々なカウンセリングを受けられる場合もあります。
以下のような内容です。
- 退職後の精神的なフォロー
- キャリアに関する相談
- 適性検査や自己分析のサポート
人によっては、退職後のキャリアだけではなく、パワハラなどを受け精神的ダメージを受けていたりする場合には、その心的カウンセリングを必要とすることもあります。
そういったアフターフォローを提供してくれるサービスもあります。
その他のサポート
これら以外にも受けられるアフターフォローもあります。
以下のようなものです。
- 離職票の受け取り代行
- 保険証や貸与品の返却代行
人によっては、連絡を取るだけでなく、郵送などでの接触すら拒む場合もあります。
その場合は、こういったサービスも助かります。
アフターフォローの活用ポイント
アフターフォローも人によって必要とする場合とそうでない場合があります。
アフターフォローを上手に活用するために、以下のようなポイントに留意しておくと良いでしょう。
- サービス内容やアフターフォローの詳細を事前に確認しておく
- 自分のニーズに合っているかを確認し、必要に応じて相談する
- 退職手続きから転職活動、失業給付金申請まで、一貫したサポートを受けられるか確認しておく
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まとめ~今後の退職代行の利用方法
退職代行の利用の流れをまとめますと、大まか以下のような流れになります。
- 無料相談
↓ - 申し込みから打ち合わせ
↓ - 料金の支払い
↓ - 会社への連絡
↓ - 実施完了報告からその後の手続き
↓ - アフターフォロー
この流れに沿って、代行サービスの担当者としっかりと話し合い進めていくと良いでしょう。
また、退職代行の業者は今後もさらに増えていくことが考えられます。
増えれば増えるほど競争になるので、様々なサービスがオプションとして加えられていくことも容易に想像できます。
この場合、「自分に必要なものはどんなサービスなのか」をしっかりと見極め、余計なサービスに惑わされて間違った選択をしないようにすることが重要です。
特に料金設定などは重要ですね。
安すぎる退職代行は要注意です。
正しい選択をして後悔のない退職代行の利用をしていきましょう。
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